2020/01/23
こんにちわ
愛媛県、松山市で、ダイエットと
不妊症・未妊カップルの妊活をサポートする漢方自然薬わかまつ・新岡和哉です
先日、私は見逃したのですが、テレビ番組『爆報!THEフライデー』で
政治家の枝野幸男さんの奥さんがご自身の不妊治療経験を語られてました
妊活者のツィッターでもかなり話題になっていました
34歳で夫妻は不妊治療開始されて、人工授精から体外受精にステップアップして
着床はするも1年間で3回流産を繰り返し、
その後病院を変えて治療続けるも流産を繰り返して
治療開始2年目、7回目の妊娠でやっと授かったのですが、
この妊娠もトラブル続きで、授かるまでの道はまさに壮絶でした
不妊治療、とくに体外受精で大変なことのひとつに
採卵でも、移植でも、受精のために精子を男性に提供してもらうことでも、
自分がこの日が都合いいから、この日にしてくれとはいかないこと
精子も採卵されるタイミングにあわして旦那さんが病院に行き、提供できたらいいけど
仕事が忙しい方はその日に都合があわせつらい場合もあるし
旦那さんが単身赴任とか、離れて暮らしてたりしたら厳しい
そこで精子を凍結してストックしておいて
採卵された卵と受精させるという方法があります
うちのお客様にも凍結精子で体外受精された方は結構おられました
政治家の枝野さんも忙しい人だから、もしかしたら凍結精子でされてたのかなと・・・ふと思いました
この精子を凍結することは、新鮮なままの精子を受精させるのと比べて
マイナス面はあるのでしょうか
この質問は以前尋ねられて、
新鮮なものと比べていいとは思えないけど、明確にその場で答えれなかったのっですが・・
後に知り合いの先生から培養士から聞いた話を教えてもらい、答えを知ることになりました
今日はその話を書いておきます
精子は元気な男性なら1回の射精の中で普通は1億から5億個の精子がいるそうです
仮に総精子数が1億個あったとして
使い物になるかどうかの振るいにかける洗浄濃縮という処理をします
すると使える精子は、約2,000万個くらいだとか
(2割方に目減りしてしまうんですね)
それを凍結して保存して、卵子と受精の際に融解(解凍ですね)
でもそこでまた使える卵子は半分の1000万個に減ってしまう
でもこれは精子数に問題がない1億個だったとしてだから
もしも,精子の数が少ない、例えばもとより1000万個くらいしかないと
凍結と解凍でその10分の1として100万個に減ってしまう
さらにもうひとつ
精子は先体という頭の部分から受精の際に酵素をだして
卵子に合図をおくり、それを受け止めた卵子が細胞膜を開いて侵入を許し、
受精がおこなわれます
この酵素を出す先体の行動が凍結解凍をした精子は出来るものが減ってしまうのです
10分の1に減った上にさらに減ってしまう
目減りすればするほど、せっかくいい卵子がとれても受精の確率は悪くなりますよね
やはり受精させるにしても、精子は凍結させるより、
当日のものの方がいいのは間違いないですが
様々な条件で凍結精子にせざるえない場合
もとの総精子量(射精した中にいる精子の数)がより多い方がいい
もともと少ない人はなおさら多くしておきたいし
1億いて普通でも、もっと多い方がいい
男性も精子をより良い条件にするための体つくりを心掛けてほしいです
子宝を望む方にご夫婦にコウノトリがやってきますように・・
読んでいただきありがとうございます
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