2021/10/20
ブログご覧いただきありがとうございます
愛媛県、松山市の漢方自然薬わかまつ
妊活、妊娠しやすい体つくり、ダイエットの漢方カウンセラー、新岡和哉です
寝る前1時間以内にスマホを見ていると・・・・
卵子に成長にも影響が出るのでしょうか
札幌医大で不妊の研究をされて
現在、金谷レディースクリニックの院長されている金谷美加ドクターの著書によると
体外受精の採卵で、一般法にて採卵した時に採卵できる数が
約1.4個減少するとも言われています。
光が目から入るスマホやPCのブルーライトは
眠りのホルモンといわれるメラトニンの分泌の邪魔をしてしまいます
メラトニンについては前回のブログでも詳しく書いていますが
→https://www.shizenyaku.jp/news/2753
もうひとつ卵子の成長に関わる大事なことをお話します
卵子は卵胞という袋の中で育ちますが
卵胞ってこんな構造しています
莢膜(きょうまく)細胞と顆粒膜細胞という二つの膜で覆われている中に
卵子がいます
このふたつの膜は妊娠に大事なホルモンにも大きく関わっています
とくに顆粒膜細胞は
子宮内膜をあつくしていきなさいと指令をだすエストロゲン分泌に関わっているのと
脳から卵子に成長しろと命令をおくってくるFSH(卵胞刺激ホルモン)をキャッチするアンテナの役目もしている
もしも顆粒膜細胞が働きが悪いと卵子の成長にも、
子宮内膜の成熟にもマイナスなわけです
しかしこの卵胞周囲の膜は、酸化ストレスも受けやすい
酸化ストレスを受けると、
FSHホルモンを受け止めるアンテナがへし折られるとイメージして
そう考えると大変なことですよね
その酸化ストレスから守ってくれる強い味方のひとつがメラトニンホルモン
出来るだけメラトニンを分泌させて顆粒膜を保護してもらいたい
大事なアンテナを守りたい
夜寝る前のスマホやPCはメラトニン減らす上に
ブルーライトって電磁波だから酸化ストレスも増やしてしまいます
不妊治療で女性は
クロミットなど薬を飲んだりして卵を育てようとしたり
採卵では、自己注射してたくさんの卵を摂りたいと頑張ります
これはいずれも「卵を育てなさい」と命令をするFSH(卵胞刺激ホルモン)の量を増やして
卵胞を刺激する作戦なんですね
野球でいえばFSHはピッチャー側
顆粒膜細胞がキャッチャー側
いくらピッチャーがいい球を投げ込んできても、
受けるキャッチャーがしっかり補給してくれないと暴投になってしまいますよね
ホルモンのキャッチャー役の顆粒膜細胞ってとても大事なんです
夜スマホでメラトニンを減らしてしまうのが、
その顆粒膜細胞に、いかに悪いか
金谷ドクターの研究でも実際に採卵数が減ってしまうという結果が出ています
皆さん、一方で不妊治療を頑張りながら
夜寝る前にスマホをみたりなんて、矛盾したことしてたりしてませんか?
いつも見ていた方も何故良くないか、
しっかり理由が腑に落ちてもらえれば大丈夫
今夜から気をつけましょう
これを読まれている子宝を望む方にコウノトリがやってきますように・・
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