妊活ブログ 妊娠の大事な決め手「着床の窓」とは何?

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ブログご覧いただきありがとうございます
愛媛県、松山市の漢方自然薬わかまつ
妊活、妊娠しやすい体つくり、ダイエットの漢方カウンセラー、新岡和哉です

妊娠するには

「着床の窓」が開いている時に受精卵が子宮内膜にくっつかないといけない

 

着床の窓・・・ご存じの方もおられるし、初めて聞くという方も・・

 

着床、受精卵が子宮内膜の中にしっかり入り込むには、

それが出来る時期はごく限られた時期しかない

その時期のことを「着床の窓が開いている時」といいます

その時期を外すと、どんなよい受精杯でも着床拒否されてしまう

 

その時期は

「排卵をした日を0日としたら、その後6日~8日がベスト」
(7日目を基準に前後2日は可能性はあるとも言われているようです)

 

体はよくできていて、排卵をすると黄体ホルモンが上がりだしますが

子宮内膜で作用している女性ホルモンと、黄体ホルモンが作用しあって

排卵し、卵子が精子と受精したら、

その受精卵が子宮にもどってくる頃に

自然に受精卵を受け入れるように着床の窓が開いた状態のタイミングになるようになっているんです

 

その期間を外すと着床の窓は閉じて、

受精卵がやってきても内膜に入ることが出来ないのですが

 

普通は心配しないでくださいよ

 

自然周期、さらには人工受精は、

排卵してから精子との受精、受精卵が子宮に到達する期間は

着床の窓が開いている時期に自然一致しますので大丈夫

 

ただし、黄体ホルモンがしっかり機能しないと

子宮に着床の窓を開いてね・・という指令も送れないわけで

そういう方は窓の開きが不十分ということが想像できますよね

 

排卵後、高温期になったら低温期より体温がスパーンと0・3~0・5℃あがり

36・7℃以上になってほしいのは

着床の窓を開いてもらう応答をするにも大切なバロメーターです

体温がきちんと2層になり、高温期が安定している方は

少なくとも着床の窓はしっかり開いているよ

・・と思ってもらっていいかな

逆に体温が排卵後スパーンとあげれない方、

高温期の体温が低い方は

ここが改善したいポイント、(漢方では陽虚といわれる状態)


また・・・

体外受精の場合は、凍結した胚を移植するときは

着床の窓のタイミングとずれてしまうことがあります

人の体は個人差があり、着床の窓のタイミングが早い方と遅い方がいて、


移植のタイミングとのズレとなり、妊娠率の低下につながる可能性があるんです


(自然周期だと、その個人差はあっても体が調整するから着床の窓はズレは心配ない)

体外受精は精子と卵子の出会いは確実にするけど、

子宮と受精杯との着床の窓のタイミングをあわすのが、自然周期よりハードルがあがってしまう

何事も一長一短があるわけです

そこで、スペインの研究グループが開発したのが子宮内膜着床能検査(ERA・・エラといいます)

胚移植の時期と着床のタイミングが合っているかどうかを評価する目的で開発された検査法です。

まず、胚移植の模擬周期を計画した後に、
胚移植を行うタイミングで子宮内膜そのものを機械的に採取します

採取された子宮内膜に対して着床能に関連する236個の遺伝子の発現レベルを解析して

着床の窓がいつ頃のタイミングなのか調べる検査です

体外受精をするからといって、最初からいきなり行う必要はないですよ

良い受精杯になったものを移植したのに、2回3回と続けて、妊娠反応が陰性の場合

クリニックでもこの着床の窓の検査を推奨することがあります。

 

これを読まれている子宝を望む方にコウノトリがやってきますように・・


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