肥満も不妊の原因になることがあるって・・知ってた?

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こんにちわ
愛媛県、松山市の漢方自然薬わかまつ
不妊症・未妊カップルをサポートする
「妊娠しやすい体つくりの漢方妊活相談」
カウンセラーの新岡和哉です

多嚢胞性卵巣症候群(PCO)

なにやら難しい病名ですが、
20代とアラサー(30歳周辺)くらいまでの不妊原因で多い疾患です

なんと、これに肥満気味の人がなりやすいのです

そもそも、妊娠するためには卵巣の中で大きく良い状態育った卵胞あって
それが排卵されなければ、何も始まりません

20代から30代前半の人の卵巣の中では何百という卵胞が同時に育ちながら
最終的には,その群れの中で数個が大きく育ち、
その中でも選ばれし1個がさらに大きく育って排卵される卵子になり

他の卵子はそれ以上は育たず
悪くいえば捨て石になっていきます

それがあるべき姿なのですが・・・

多嚢胞性卵巣症候群(PCO)は、全部が一定以上のところから大きく育たず
中途半端な大きさのままになってしまうというもの

無排卵で終わってしまう場合もあるし、

排卵しても成長不十分な卵子が排卵されてしまう

 

それが何で肥満と関係あるの・・?

卵胞を育てて排卵させるためには FSH(卵巣刺激ホルモン)LH(黄体化ホルモン)

このふたつのホルモンが関わっていて

FSHが卵巣を刺激して、卵胞を育てるように促し

その結果、育った卵胞を排卵させる時にLHが働く

つまり FSHが先に働いてからLHの出番が来るのが正しい順番なんですが・・・

この順番が狂い、LHの方がFSHが働きかける前に出しゃばって働くと

卵胞が育たない・・・ってことに

肥満はこの順序を狂わしてしまうリスクが高くなるってわけ

インスリン抵抗性

この言葉がキーワード

私たちは食べ物を食べて消化吸収されると
血液中に糖分が入り込みます
これを「血糖」といいますが・・

その糖分を血液が体中の細胞に運んでエネルギーに変えるわけだけど

その時に関わるホルモンがインスリンってホルモン

血糖を誘導する役目をしているホルモンです

ところがそのインスリンの動きを邪魔する酵素も存在していて

「TNAアルファ」っていう酵素

この酵素「TNAアルファ」は、脂肪から分泌されるんです

・・ということは脂肪が多い人ほど分泌量が多くなり
インスリンの働きをより邪魔するようになってしまう

でも体は血糖をエネルギーに変えないといけないから
頑張って誘導役のインスリンを出すわけですよ

でも普通なら1個の血糖を誘導するのにインスリン1個で済むところが
2個も3個も出さなくてはならなくなり

大量のインスリンを出さなくてはならなくなる
この状態を「インスリン抵抗性」っていいます

脂肪が多くて肥満の人ほど、インスリン抵抗性の体質になりやすい

このインスリンをいつも大量に出さないといけない体質になると

そのあおりを受けてホルモンバランスが狂い
卵胞を育て、排卵させるFSHとLHの順番がおかしくなってしまい

排卵させるLHの方が卵胞を育てるFSHよりも先にたくさん分泌されて
卵胞が育たないということになってしまい不妊になってしまいます

その諸悪の原因「TNAアルファ」の分泌を減らさないといけない

肥満気味で周期が長くなったり、
基礎体温をはかっても低温期、高温期にわかれない人は

多嚢胞性卵巣症候群の可能性は疑った方がいい

そして脂肪を減らすために本気でダイエットをしてくださいね


これを読まれている子宝を望む方にコウノトリがやってきますように・・

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