妊活中の人は特に気を付けたい、砂糖の摂りすぎが妊活を不利にする

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こんにちわ
愛媛県、松山市の漢方自然薬わかまつ
不妊症・未妊カップルをサポートする
「妊娠しやすい体つくりの漢方妊活相談」
カウンセラーの新岡和哉です

本来あるべき妊娠力を下げて不妊体質にしてしまう7つの要因
(わたしは、不妊にする「七つの大罪」と言っているのですが・・)

血行不良 冷え 食生活の乱れ 環境ホルモン 胃腸の弱り ストレス 疲労

この中から「食生活」の項目でお砂糖の摂りすぎがよくないお話を・・
お砂糖というのはスイーツはじめとする甘いものを含みます 

みなさん、健康診断で血糖値の測定をしたがありますか?

測定は2つあって
空腹時に測定する空腹時血糖 の数値 と
HbA1C(ヘモグロビンエーワンシー)があります。

ここで大事になるのはHbA1C です

これは、直近 約3か月の血糖の状態の指標

昔、あるお客さんが
「明日、健康診断で血糖値の検査もあるんだけど
今日飲んでおいたら下げれる薬はないか」と言ってきました

その人は今日明日は、甘いものも食べないで酒も控えて
その上、薬飲んで、ごまかそうと思っていたみたい

なんという不届き者

しかし残念ながら、空腹時血糖値はごまかせても
HbA1Cはごまかせないのです

採血の数日前、いや1週間や2週間前に甘いものを控えて
ごまかそうとしても、HbA1Cではしっかり、ここ数か月間の血糖値の状態が明るみになってしまうんです

さて、そのHbA1Cって何でしょう

ズバリ、ブドウ糖が、血液中にある赤血球 に張り付いている割合
要は

砂糖がへばりついてベタベタしている赤血球の割合
当然多いほどよくないのです

赤血球の仕事はなんでしょう
酸素と栄養の運搬

体中に酸素と栄養を運んで全身の細胞に届ける
こんなイメージ

卵巣や子宮にも酸素と栄養を運んでいるのが赤血球で
それにより酸素と栄養が届くから
卵胞も育つし、子宮内膜を着床に適したフワフワのものがつくれる

HbA1Cが高い状態は酸素と栄養を運んでいる赤血球に余計な荷物がへばりついた状態

上の絵のイメージ

ここで注意しておきたいことは、へばりついた糖分を悪党にようにいってますが
適正な量の糖分は必要なんですよ

ただ多すぎると必要以上の糖分が赤血球にへばりつき
さぁ、どうなるか・・
血流も悪くなり、子宮、卵巣にも酸素と栄養の届きが悪くなる

ベトベトになった赤血球がタンパク質とくっついて糖化という現象をおこして
この糖化が卵子に影響を及ぼすと卵子の質まで低下させちゃいます

あわよくば、妊娠されても、妊娠糖尿病になるリスクも高い

妊娠糖尿病が何でよくないのというと・・

HbA1Cが高い、赤血球がベタベタ状態だと、
胎盤通してお腹の赤ちゃんに届けられる酸素と栄養の届きも悪くなる
それ以前に胎盤に酸素と栄養の届きが悪いと
胎盤がお産まで機能を維持できず、最悪、早期剥離をおこしてしまう

妊活中、それがうまくいって妊娠されてからも
甘いものへの依存、お砂糖の摂りすぎはよくないってことです

とくに肥満気味で甘いものが好きという人で妊娠希望されている方は
肥満はHbA1Cを高くするリスクが大きいから
適正な体重へのダイエットも大事ですよ

いまは大丈夫でも、妊娠してから妊娠糖尿になる確率が適正体重の人より高いですから


読んでいただきありがとうございます


どうか、これを読まれている子宝を望む方にコウノトリがやってきますように・・


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