2019/11/04
妊活、不妊治療をされていくとき
妊娠につながる結果や経過の成績ばかりみる「妊娠するか否かに視点」に
気持ちが集中してしまいがちです
その視点だけでなく、自分の体全体をみて自分は元気なのか、体調はよいのかの
自分の「元気をはかる物差し」でも、あなたをみてほしい
・・・と前回のブログで書きましたが
もうひとつ、自分をみてほしい大事な視点が
「いのち(人生)を測る物差し」でみる視点です
こんにちわ、愛媛県松山市でダイエット、不妊、様々な健康相談をおこなう漢方自然薬わかまつの新岡和哉です
いのちだとか人生だとか、おおげさな話に聞こえますが
妊活をしながらも、あなたの人生を楽しみ、充実した日々をすごしてほしい
この心も大事なんです
妊活、治療の結果にとらわれていくと、その結果がすべてで
治療中心の生活になりがちになってしまう方も少なくありません
病院の治療だけでは行き詰まりを感じて、
漢方で体を元気にしよう、サプリ飲んで体質を変えようと
「元気の物差し」でも自分を見ることをしても
すべては妊娠するためという心にとらわれていると
「妊娠するために頑張らないといけない」という思考にがんじがらめになります
もちろん、「頑張ろう」という気持ちも大事なんですよ
でも、そればかりが強すぎると、
体は頑張らすためのホルモン「コルチゾール」というものを出し続けます
でもこのホルモンは筋肉とか運動能力をあげるホルモンで
これが強くなりすぎるほど、妊娠に必要なホルモンの働きは妨げられてしまい、
卵巣や子宮の血行も悪くなります
妊娠に適したホルモンモードは幸せ感、充実感を感じると出てくるオキシトシンなどのホルモンが優位な状態
でもこればかりは、漢方である程度、補助はできますが
この薬を飲んだら出てくるというものではないのです
前回のブログで、板の上を歩く話に例えさせてもらいましたが、
この板の上を渡りきると赤ちゃんが授かるとして
不妊の物差しばかりで見て、板をわたろうとすることは
地べたにおかれてない高い不安定な板の上を頑張ってわたろうとすること
そういう不安定な板の上を歩くより、地べたにおかれて、どっしり支えられている板の上を歩く方がわたりやすいです
板をささえる、しっかりとした大地は、あなたが妊活、治療しながらも、
それ以外のところで充実できるものがあったり、時には幸せを感じる心をもてる時があるか
それがあれば、あるほど、身体は自然に妊娠という目的のために、歩く板をしっかり支えてくれるんです
赤ちゃんを望む人にとり、最大の喜びは「授かること」だけど、
今の時間の中でも、人生を小さな充実、小さな幸せでもいいから、みつける生き方をしてもらえたらと思います
読んでいただきありがとうございます