2020/02/19
こんにちわ
愛媛県、松山市の漢方自然薬わかまつ
不妊症・未妊カップルをサポートする
「妊娠しやすい体つくりの漢方妊活相談」
カウンセラーの新岡和哉です
不妊を解消しようと治療など妊活頑張っている人にも
これから漠然と妊娠したいと思っている人にも
知っておいてほしいのが「メチル水銀」の存在
メチル水銀はかって水俣病の原因になった有害ミネラルで
そんなの昔の話じゃないと思われるかもしれないですが
クロマグロ、メカジキなどの魚（特に大きな魚）は
特にメチル水銀が多く検出されるといい、
食物連鎖によって、いまも私たちの体のなかに取り込まれます。
食物連鎖とは・・・
海中にある水銀を小さい魚が取り込む
小さい魚が取った水銀量は微々たるものなのですが、
その魚たちを少し大きい魚がたくさん食べる
その分、少し大きい魚は多めの水銀が蓄積されますよね
さらにその魚をさらに大きい魚がたくさん食べます
より多くその魚には水銀が蓄積されます
そして多くの水銀が蓄積されて、それを最後に人間が食べる
そういう食物にまじったメチル水銀は、私たちの消化管から吸収されます。
本来、私たちの体の中では脳や胎盤などは、関所があって、
重金属や有害なものは通常はブロックされるのですが、
アミノ酸（タンパク質）と似た構造をメチル水銀はしているので、
脳や胎盤の関門を簡単に通過し、妊娠中の胎児にも影響を与えてしまうのです。
胎盤でとめきれず、胎児がメチル水銀を取り込んで
胎児の脳にも入り込み蓄積される
そして胎児の神経系に悪影響を与え、
自閉症などをおこす原因にもかかわるのではと思われているとのこと
なので、西洋では妊婦さんはマグロやメカジキなど大型魚は食べないようにと指導されています
「じゃ、妊娠したら気をつけたらいいのね」
そうとも言えない
以前ブログに書いたダイオキシンなどの環境ホルモンの問題
詳しくは↓
https://www.shizenyaku.jp/news/865
メチル水銀もその一つと言えます
若い女性の排卵障害、
不妊症の人に多い子宮内膜症
などの発生に私たちの内分泌系を狂わせている関与が疑われるのです
かと言って魚を食べるなという話でないですよ
もっとも水銀を多くため込んでいる大型魚は、妊活しようという人、妊娠中、授乳中の人は控えよう
小さい魚は取り込んでいる水銀の量も微々たるものですから
それに魚にはよい栄養素もいっぱい含んでいるから
それはそれで摂りたい
ただ、私たちは、様々な加工食品（添加物）
大気から取り込むもの（空気汚染）
野菜（農薬）から取り入れるもの、
そして、魚（水銀など）まで、、、
人間が作り出した汚染が、いろいろなカタチで巡って、
生態系（妊娠力に直結）に影響を及ぼしているのかもしれません
意識してあきらかにそういうものを多くなる生活は避けたいけど
なしにはできないから
でも、こういうものが妊娠力に影響を与えているとしたら
まずは、それらの有害物質から体を守ること。
体の中に取り込んでも、それを体の外に出す
つまり解毒する一手を打っておくことが大事
実はこういう有害ミネラルは、元素が似ているミネラルをとると
体の外に排泄されやすいのです
ちなみに水銀は、亜鉛が似ている
セシウムとかストロンチウムって聞き覚えないですか
放射性物質で、福島の原発でも海に汚染水を流すと
これらが問題になります
そのセシウムはマグネシウムが元素が似ている
ストロンチウムはカルシウムとマグネシウムを合わせて取ると排泄されやすい
またこれらの環境ホルモンや有害ミネラルは葉緑素が消化器官からに吸収は妨害する
私の店では妊活相談にこられた方、妊娠中の方に
葉緑素とこれらのミネラルを同時にとれる自然薬サプリをお勧めして飲んでもらっています
お店にこられている皆さんなら何のことを言っているか
わかりますよね
読んでいただきありがとうございます
どうか、これを読まれている子宝を望む方にコウノトリがやってきますように・・
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